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メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!

メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!の写真

・IT革命から20年が過ぎ多くの起業家がメガベンチャーとなることを夢見てきたが、日本からは生まれていない。その理由は、起業家がビジネスモデル、収益構造を見誤っているからである。売り上げは個人情報の売り渡しに始まり、データセンター用のサーバーコストの安い中国製に頼る構造になっている(p23)

・リアルの店舗で保証のない偽物や不良品を買うユーザーはいないが、Amazonならいる。それがアマゾンと中国にとって大事な裏の収益源である(p36)

・気候変動対策利権の元祖に排出権利権がある、そしてその排出権利権で食っているのは、他でもないテスラだと思っている、2020年テスラの最終損益は7.2億ドルで上場以来初めての黒字となったが、約15億ドルは排出権収入である、2021年はModel3の劇的なコスト削減に成功して、自動車だけで黒字化を達成している(p45)テスラと中国共産党との密約に「テスラが中国ローカルの部品企業を優遇、そして技術指導=技術移転をする」という内容がある(p47)

・アップルはプロダクトの粗利益が3割、サービスの粗利益が7割近い、2021年は両者とも371,332億ドルである。製品以外にも、iTunesなどからの利益が安定している。(p51)

・ITビジネスの多くはデータビジネスで、データを保管するクラウド事業者が裏切れば全てが終わる、クラウド事業者がIT 事業者の生命線を握っている。以前に、アマゾンは動画配信事業者を顧客に持っていたが、冬休みを前にそのサーバーを停止し、代わりにアマゾンプライムビデオサービスを開始した(p67)

・日本からグローバルなSNSが出てこない理由は、これは、ソフトウェアビジネスではなく、サーバービジネスであり、巨大なインフラを必要とする莫大な投資が必要となる産業だから(p71)無料サービス(フリー)を受ける人々の蓄積データは膨大な量となり、データセンターコスト増加を引き起こす、そのコストを下げるに高い米国製や日本製ではなく、台湾・中国製が売れて、IT業界の中国依存を強める結果となる(p107)

・GAFA などにサーバーを買ってもらおうとすると、設計チェックを受けて全ての部品の仕入れ値を吟味されて、値下げを要求される。さらに年間の大量ロットのサーバーを購入する条件の下で、全ての部品を最安値でコスト算出されてしまい、メーカの利益はわずかになる、そのことが、ハードウェアメーカが凋落し、コンピュータメーカの多くが中国企業に買収されてしまった背景にある(p115)これと同じことが自動車産業でも起きる恐れがある、自動車産業構造でトップにいたジドウシャメーカの上に「歯医者プラットフォーム」「自動車OS 」企業が君臨する(p115)

・EV 車はエコという真っ赤な嘘(発電所で石油やガスを燃やす限りCO2出る)で、ガソリン車やハイブリッド車を規制させ、EV車のシェアが高まると、中国にはメリットだらけである、EV車は内燃機関車よりもコピーしやすい、中国製原発が売れる、EV 車を5Gで繋いで車両の監視が可能となる(p122)

・日本にはMixiというSNSがあったが広がらなかった、2008年まで招待制という制限で特別感を演出していたためにユーザーが増えなかったこと、グローバル対応という名の多言語対応がなされなかった、そうこうするうちにfacebookが有名になり過ぎて影が薄くなった(p131)

・ユーザー数獲得がインターネットの世界でのゲームである、無料のユーザーが増えるほど、サーバーコストが増えるというチキンレースにハマった、それを抑えるための先行投資ができたのがグーグル、ユーザ獲得を焦ってコスト高になってしまったのがヤフーであった(p141)

・私たちはインターネットにアクセスして自由な経路で自由に情報を得ていると思い込んでいるが、実際はGAFAのサーバーに閉じ込められている、グーグルの検索エンジンの世界シェアは92%なので、グーグルが私たちに「見てもいい」と判断した情報しか見ることができない(p156)

・米保守派がカイアWTIつするWeb 3.0の目的は、GAFAから情報を自由化すること、中国によるメタバースの目的は、GAFAが支配する情報の入り口を集約することで、全ての情報を中国が手中にすることである(p162)

・メタバースは仮想空間上にもう一つ現実世界のパラレスワールドが発生し、自分を含める全てのユーザーがアバターを身に纏って、仮想空間へ没入する。既存のインターネットは、単純な双方向型のコミュニケーションだが、「相互作用可能」なコミュニケーションへと変わっていく。ユーザーがアバターを通して、お互いの存在を感じられる「相互作用可能」な仮想世界が展開できる点である。今まではコメントを読むだけであったが、視聴者の表情やジェスチャーまで知ることができる。他のアバターと放送を楽しめる(p167)さらに、仮想空間内での決済に使われるデジタル通貨と、それを獲得するための「ビジネス」ができる(p167)

・投資の世界は同じものに、同じキーワードに投資しない、人々がメタバースと呼んでいるものは、4、5年前はバーチャルリアリティ、だった。さらに5年雨は「3D」という名前だった。人工知能のソースコードは、統計モジュールの組み合わせである。定量分析と言われていたものが、人工知能と名前を変えると、なんかオシャレでカッコよく未来感があるので投資が集まる(p206)

・メタバース最大の難関は、三次元映像表示装置、ホログラムディスプレイだ。現状のヘッドマウントディスプレイは、両眼視差から人間の脳が三次元映像を合成することを利用した右目用と左眼用の二次元映像を表示する装置であって、実は三次元ではない。かつ、重量が重た過ぎて長時間の着用は難しい。理想は、裸眼で三次元映像が見えるディスプレイ、あるいは、フィルムディスプレーを利用して軽量のバイザー型ディスプレイである、仮に仮想空間が現実そっくりの三次元空間として実現すれば、今の二次元に戻る人はいないだろう。テレビ、ラジオの発達で読書する人は減ったし、ネット配信動画の台頭でテレビを見る人が減ったのと同じである(p233)