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マネーが止まった

マネーが止まったの写真

・米国の定型的な住宅ローンは、ノンリコースという「非遡及型」である、ローンを組んだ当事者は購入した住宅資産そのものは担保に入れるが、それ以外の資産をもって弁済する義務を負わないもの(p39)

・80年代後半において日本の金融機関が売り上げが増やそうとすれば、融資先は3業種:建設・不動産・ノンバンク、であった、これらが不動産融資につながりバブル形成となった(p75)

・金融機関や事業会社が破綻したときに、破綻会社の発行した債務証書を額面で買いとることを約定することによって保険料を手にすることができる仕組みは、AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)にしてみれば巨額な収入となった、保険料は破綻しない限り収入となるから(p78)

・6つの経済変数から、1997年11月からシステミック・リスクが日本経済にはじまっている、6変数とは、マネタリーベース(日本銀行の負債)、国債流通利回り、対ドル為替レート、機械受注額、鉱工業生産指数、卸売物価、である(p104)

・固定相場制と金本位制の組み合わせが成功したのは、以下の3条件が満たされた第二次世界大戦後の一定期間、1)米国の圧倒的工業力、2)ドル不足と米国発の世界秩序形成(NATO,GATT,IMF,マーシャルプラン)、3)西欧、日本は対米依存状況、である(p110)

・サウジアラビアは財政収支が均衡する想定原油価格は、1バレル:49ドルとしているが、ロシア・イランは、95ドル程度を想定している(p130)

・原子力発電において、日立:GE、三菱重工:アレバ、東芝:ウェスチングハウス、は原子炉生産の基本である(p197)

・アメリカでは自動車ローンの金利を多少下げるために連邦政府が援助しても、車は売れない、住宅資産価格が下落していてそれを材料にカネを借りることができないから(p203)