・世界外貨準備の額は、4.27兆ドル(ドル保有は2.67で62.6%)、2008年から1.3ポイント低下、ユーロは1.17(27.5%)、円(3%)(p60)
・2009年5月に、中国・ブラジル間の貿易決済に、両国通貨を使用することを検討中と発表、中国・アルゼンチン・インドネシア・韓国・香港・ベルラーシ間で通貨スワップ契約をして中国元の流通を検討中(p61)
・2006年6月にロシアで開催されたBrics会合で、ロシアはIMF債(SRD建:ドルユーロポンド円)を1兆円購入、中国(5兆円)、ブラジル、インドも同調、これはドル離れの一端(p62)
・全米における中小銀行は貸出債権の64%近くは不動産向けで不動産不況を乗り切るのは難しい(p68)
・商業用不動産ローンは、問題となったサブプライムローン(合計1兆ドル)の3倍以上(3.47兆ドル)である(p71)
・FDIC(米連邦預金保険機構)は、破綻した銀行の預金を2500万円まで保護してきたが、ついに資金枯渇した(p71)
・1980年代のS&L危機時は銀行が530行破綻したが、当時の資産規模は今の5分の1、2009年6月末で問題銀行は416行(破綻したのは106)(p72)
・商品全体が急騰状態になっているのは、マネーの減価が起きていること(p75)
・2009年9月18日にIMFは403トン(保有量の8分の1)の売却を発表したが相場は下がらない、水面下で争奪戦が始まっている(p82)
・8%の自己資本比率は、総資産が自己資本の12.5倍、総資産の8%が不良化すれば自己資本がなくなる(債務超過)となる、FRBの場合は2.2%(p99)
・FRBはフレディマック、ファニーメイのすべての債権を肩代わりして最終的には、ドル暴落へつながる(p127)
・米通貨監督庁は、アメリカ5大金融機関(モルガンスタンレー、JPモルガン、シティ、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ)の保有しているデリバティブの想定元本は、277兆ドル(2.5京円)であると発表(p135)
・CTA債は、想定外の災害やすでに計画されたテロ発生とともに、紙くずとなる運命が約束されている(p169)
・ニューヨーク証券取引所では、高速取引(一般投資家の注文状況を100分の3秒早くみて、0.0004秒で注文を出す)が7割に達している、これを利用して1万株の注文を100株単位で100回注文する(p170、203)
・日経平均は一時7000円割れまでいったが、日本の年金資金を使って6ヶ月で6兆円買ったので、金融危機は救われた(p204)