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summary

湾岸産油国 レンティア国家のゆくえ

湾岸産油国 レンティア国家のゆくえの写真

・湾岸産油国では圧倒的に不足している労働力を、海外から移入すること補っている(p16)

・湾岸産油国では、首相を選出する権限は君主にあり、議会には無い、首相を含む大臣は議会から選手される必要はなく、制限内閣制と呼ばれる、明治憲法下における内閣制度に近い(p22)

・外国人労働者の労働者の地位は極めて低く、賃金は中級国家公務員比較で10分の1程度(p34)

・1908年にはイランで初の石油商業生産がなされ、1909年にはアングロペルシャ石油会社設立、1913年にはイギリスが株式取得して半国有化(p54)

・1950年代までに、君主と支配家系が協力する王朝君主制を成立させた(p61)

・独立をもたらしたのは、イギリスが1968年1月に発表した、スエズ東からの撤退声明である、当時のイギリスは財政赤字に苦しんでいた(p64)

・資源輸出によって自国通貨の価値が上昇し、これが輸入促進を招いて国内産業の成長にブレーキがかかることを「オランダ病」といった、湾岸産油国でオランダ病が実際に発生した(p72)

・中東にはすでに崩壊してしまった君主国として、アフガニスタン、イラン、オスマン帝国、イラク、エジプト、リビア、チュニジア、イエメンがある(p91)

・国籍は父子関係の血統に基づいて付与される、母親が湾岸産油国の国民であっても、父親が外国人の場合には、子供には原則として国籍は付与されない(p122)

・労働力化率の世界平均はおよそ70%であるが、湾岸産油国は42~49%程度と低い、理由として女性の労働力化が進展していないことがある(p156)

・石油寿命は2008年末現在で、クウェートで100年、UAEで90年、カタルで54年、天然ガスは3国とも100年以上、確認可採埋蔵量が石油価格が上昇することによって増加するので、このデータも正確ではない(p180)

・外国人労働者の割合は、50~95%と高く、欧州の10%以下、米国の16%、日本の1%程度と比較してとても高い(p193)

2010/11/7作成