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頭脳の散歩 デジタル教科書はいらない (一般書)

頭脳の散歩 デジタル教科書はいらない (一般書)の写真

・読むことの始まりは世界的にも音読である、黙読というのはずっと後でなければ現れない、音読が相当進歩したところで、声を出さなくても意味が取れるようになる(p13)

・精神的なものに触れている点では、黙読よりも音読のほうが基本的、黙読はどちらかというと不自然で暗号を黙読しているのと似ている、現代は音読から黙読への切り替えが不十分である(p15)

・難しい本を読むと、わからないことを意識してわかろうと努力している間に、想像力とか直感、空想とか判断力というものが自然に生まれる、易しい本をさっと読むよりは、難しい本をつっかえながら読む方が価値がある(p25)

・バイリンガルになると、ものを考える力とか創造する力が衰える傾向にある(p34)

・デジタル機器は速さと簡便さが売りである、想像力を働かせることや思考を巡らせることとは相反する(p72)

・多読する人は年を取ってから不活発になりがちなので、むしろ読書を抑えて自分の考えの出るのを待つ必要がある(p82)

・易しすぎたり面白すぎるよりは、むしろとっつきにくい、愛想の悪い本というのが長い目で見れば読者にとっては役に立つ(p98)