・ベルヌーイの概念:x円もらったときの効用 log xを考えると、無限に足していっても、効用の和は有限にとどまる(p31)
・アリストテレスの自然学が説明する天文現象(天動説等)も、日常生活に困ることはなかった。古代ギリシャの天文学者アリスタルコスは地動説を採っていたが、それは受け入れられなかった(p34)
・アメリカでは、進化論は受け入れられにくく「進化論を学校で教えてはいけない」と訴えた有名な裁判もある、今でも、インテリジェント・デザインと名を変えて勢力を保っている(p76)
・考察の対象になっている全ての存在のうちで仮説に現れる対象の占める割合が問題となる、カラスとカラスでないものとでは、カラスでないもののほうが圧倒的に多いから。特別なある生物(カラス)→特別な色(黒)(p127)
・外部からエネルギーの供給を受けずに仕事をし続ける装置を「第1種永久機関」という、これを作れないといい表したのが「エネルギー保存の法則」、熱的現象を使って外部に仕事をし続ける装置を「第2種永久機関」といい、熱源は使っても良いが、その熱エネルギーを外部に捨てることなく、力学的エネルギーに変換して動作し続ける装置。熱力学の第二法則は、第2種永久機関が作れないことを主張している(p142)
・たがいに等速で運動している座標系では、どちらも同じ物理法則が成り立つ、回転運動の場合は、絶対空間に対して回っているかどうかは「遠心力」のあるなしでわかるとニュートンは考えた(p152)
・アリストテレス主義者は、地球がもし動いているなら、塔の上かモノを落下させたら、常に風の影響を受けるので物体は塔から離れたところに落ちるとした、地動説では、空気も地球と一緒に動いていると考える(p160)
・動いていると時計が遅れるの:t'=t0/(1-v^2/c^2))^0.5(p166)
・特殊相対性理論は、慣性系という特殊な系の間の座標変換だけを取り扱っているが、一般相対性理論は、加速度運動をしている座標系での座標変換まで扱えるようにしたもの、これはニュートン力学では記述できないもの(p175)
・GPSで位置を決めるためには、人工衛星上の時刻の精密測定が必要なので、高速で飛んでいるための特殊相対論的補正のほかに、一般相対論的補正が必要になる。人工衛星は地上より地球の重力の弱い高度空間を飛んでいるので、時間の進み方が地上よりもごくわずか速いから(p176)