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summary

オーシャン・メタル 資源戦争の新次元

オーシャン・メタル 資源戦争の新次元の写真

・オバマ政権は、2010.7に「金融規制改革法案」を成立させたが、その中に、コンゴで採掘された「銅、金、すず、タンタル」を使ってモノを作った場合、米証券取引委員会に報告義務を負わせるものであった(p24)

・メタンハイドレードは、これまで、石油・天然ガス採掘会社にとっては邪魔者扱いであった(p28)

・領土に対して、領海、接続水域、経済的経済水域:EEZ(基線から200海里)があり、日本のEEZ+領海は、世界で6位(447万km2)で、領土を合わせた国別順位は9位(p35)

・2012.4.27に、国連の大陸棚限界委員会において、四国海盆海域が認められた、つまり沖の鳥島を基点とする延長が認められた点は大きい(p38)

・いままでの調査の結果で、熱水鉱床としてもっとも有望であることがわかっているのは、沖縄トラフの伊是名海穴と、伊豆・小笠原諸島沖のベネヨーズ海丘である(p46)

・潜在資源量は、わが国EEZ内だけでも世界第二位、地金としての価値は、回収率45%:11億トンとして、100兆円以上(p48)

・現在、メタンハイドレードの商業化生産は2018年度を目標としていて、必要な生産技術開発を急いでいる、2013年春の産出試験に向けて準備が進められている(p57)

・国連海洋法条約は、現在161か国で批准されているが、主要国G8では米国だけば批准していない(p83)

・銅はレアアースなどと違って、代替え金属がない、電気を使う限り銅は不可欠である、自動車の場合、ハイブリッド車は一般車の2倍使用する(p97)

・メタルの生産量と地殻内存在量の関係、プラチナの生産量は最も少ない(192トン)が、地殻内存在量は金がプラチナ(0.004ppm vs 0.01ppm)より少ない(p99)

・日米共同で行っていたメタンハイドレードの採掘実験において、2012.5にアメリカにて、安全かつ安定的に採取することを確認したという発表を行った(p135)

・メタンハイドレードの採取方法のポイントは、液化炭酸ガスをメタンハイドレード中に注入することで、炭酸ガスがハイドレードになり、メタンハイドレードのメタンが出てくる(炭酸ガスがメタンと入れ替わる)もの、これは天然ガスを採取するときに排出される炭酸ガスを利用する地球温暖化ガスの固定化とエネルギー回収を同時にできるもの(p136)

・2000年紀における世界のGDPにおいて、中国やアジアは、1870頃までは世界の半分を占めていた(p181)