・男子の名前は「漢字1字+2~6音の名前」、女子の名前は「6つの音:ゆ、み、な、ま、り、あ」が多く使われている(p11)
・グリコは名称に、積極的にP音をネーミングに入れることで、消費者が商品名を口にしたり耳にしたりするたびに、消費者にお菓子を口先で咀嚼する動作を潜在的に思い起こさせる工夫をしている(p27)
・スイーツ以外にも、料理名にも「ろ」の音象が活かされている、「ろ」は濃厚で柔らかいものを味わうときの動きをしていることが体験できる(p29)
・男性が濁音を好む理由は、発音するのにエネルギーが必要な音だから(p31)
・子供用のおむつには、M音P音が含まれているが、大人用おむつには、F音T音を選んでいて一線を画している(P34)
・受験応援商品のネーミングとして、入試での合格を意味する表現・好結果をイメージさせる表現・勉強する姿勢を応援する表現・勉強にまつわる縁起の良い表現、がある(P71)
・東京スカイツリーは、2008年春の最終候補投票には、11.04万票もの投票があったが、全部で6つの候補(東京EDOタワー、みらいツリー、ゆめみやぐら、Rising East Tower、ライジングタワー)があった(p79)
・明治以降に建てられたタワー類の初期の名称は、凌雲閣(1890)通天閣(1912)生駒山上遊園地飛行塔(1929)であった(p81)
・東京タワーは愛称で、正式名称は「日本電波塔」、当時の一般公募において「東京タワー」は13位(223)で、1-6位までは「塔」のつく名称であった(p95)
・今回の名称の一般公募(1回目)は、2007.10頃から1か月行われた、全体の4割が葉書であったのは、墨田区を中心とした広報誌を新聞折り込みとして10万部入れたことも影響している(p107)
・一般公募で上位20位の名称には、商標登録上の問題や、他施設との混同が発生する可能性のものが多かった(p147)
・富嶽タワーは、中国語と台湾語話者から、「獄」が監獄を連想させる、フーはロシア語で悪臭がするときに用いる、空は「からっぽ」というイメージ、ingがつく語は、建設中のイメージ、東(あずま)は韓国語で「おばさん」、ぜんそく(Asthma)に似ている、「あずまたわー」はスペイン語で「殺すイメージが含まれる」、一方「みらい」の語は、音が美しいという感想(スペイン、イタリア、ドイツ)が多かった(p151)
・最終案は当初予定の5つではなく、1案(東京スカイツリー)の6案となった(p157)
・東京タワーは「タワー」、東京スカイツリーは「ツリー」と、わずか3文字で呼びわけが叶うことになった(p170)
・現在の「とうきょうスカイツリー」駅は、吾妻橋駅で開業(1902)したが、1910年に「浅草橋」、1931年に「浅草雷門=浅草駅」が開業したことに伴い、「業平橋駅」 に改称された(p181)
・音、意味、表記の3点を踏まえれば、良いネーミングが可能である(p185)