・病気の9割は医者にかかっても治るわけでも回復が早くなるわけでもない、そして副作用や後遺症のリスクは大きい(p4)
・対症療法薬は、回復は遅れる、発熱と咳などの症状は体がウィルスを追い出そうと闘っているサイン、薬は体の治癒力を邪魔する、インフルエンザをワクチンで防げるとか、リレンザで治せるという医学的証拠はない(p5)
・長い間、高血圧は160mHgであったが、2000年には140,2008年のメタボ検診では130mgHにまで下げられた、50歳を過ぎたら「上が130」というのは一般的なので、たいてい高血圧患者にされる(p6)
・コレステロール低下薬のスタチン類は、年間2600億円の売上、関連医療費はその3倍(p6)
・血圧やコレステロールを薬で下げると、数値は改善しても早死にするリスクは高くなるのは、世界中の数万人規模の追跡調査で明確になっている(p6)
・抗がん剤は猛毒、効くというのは「がんのしこり」を一時的に小さくするのだけで、癌を治したり延命には役立たない、特に固形がん(胃がん、乳がん)には全く無意味(p7)
・早期発見と治療をしても、1960年代から、がんで死ぬ人の割合は下がらない、症状が無くて見つかったガンはほぼ、命を奪わない「がんものどき」だから、本物なら既に転移している(p7)
・著者の姉も「乳房温存療法」を選んでくれて、30年経過した今も元気(p11)
・がんで苦しみぬいて死ななければならないのは、がんのせいではなく、「癌の治療のせい」、でも医者は「癌のせい」にする(p14)
・今の日本で大人のかかる病気はたいてい「老化現象」で、医者にかかったり薬を飲んだりして治せるものではない(p27)
・コレステロールは細胞を丈夫にするので「へらさない」ことが大事、福井市の5年間追跡結果により、コレステロール値が高いほど死亡率が低いことが判明(p29、37)
・医療に満足している人(医療や薬にお金をかける)は、5年程度追跡すると、死亡率は高いことが判明(p32)
・放射線をかけたり、局所手術により治って転移がでてこないのは、「がんもどき」(p49)
・原発事故で国が避難の目安にした年間被ばく総量は 20ミリシーベルト、胸部CT検査は1回で10ミリシーベルト、造営CTはさらに1回加わる、腹部・骨盤CTは1回で20ミリシーベルト、造営CTでその倍(p61)
・WHOでは270種類もあれば十分としている薬の種類を、日本では1万種以上も認可、医療費(36.6兆円)の23%以上が薬剤費(p71)
・風邪をひいたら温かくして、のどが痛ければハチミツを塗って、ゆっくり休むのが一番(p75)
・余命診断があてにならないのは、1)成長速度は人により異なる、2)直径10センチにならないと人を殺せない、時間がかかる、3)大きくなるにつれて成長スピードがダウンする(p78)
・寿命を数か月で予想できるのは、体力がガンに負けて寝たきりになった場合のみ、普通に歩ける場合にはそんなことはない(p79)
・切るとがんが暴れると言われるのは、メスが入って正常組織のバリアーが崩れたところに、隠れていた癌細胞が入り込むから(p82)
・放置すれば痛まないガンは、胃・食道・肝臓・子宮がん等、少なくない、痛んだ場合にはモルヒネでコントロール可能(p83)
・日本では上皮内にとどまっていても、がんの性格を持っていれば「がん」と診断される、欧米では見做されない病変の8-9割が日本では「がん」になる(p103)
・スウェーデン等で見られる、子宮がん検診で発見されるゼロ期のがんは、99%以上が「もどき」、ワクチン接種が本物の子宮頸がんを防いだという実証は一つも出ていない、副作用の不安はたくさんある(p110)
・脳ドックで見つかって「未破裂動脈瘤クリップ手術」をした場合、追跡調査(310人)において、15%も障害者が出ることが判明した(p120)
・がんは、自己細胞が変異したもの、人間の免疫システムが、がん細胞を敵とみなさないからこそ、がんは発生した(p129)
・コレステロールが減ると細胞膜がもろくなり、正常細胞の集合体である正常組織も弱くなって、癌細胞の増大・侵入を許す(p142)
・酒を飲むと血管が拡張して、血圧が一時的に下がる、ストレスでカッカしているときにお酒を飲むと気が楽になるのは、血管拡張効果(p149)
・人工合成されたビタミンをサプリからとるのは危険、野菜・果物から摂る天然ビタミンも多くとれば体に良いかは不明(p154)
・コラーゲンもグルコサミンも目指す部位に直接届かないのは、食べた物はすべて一旦腸の中でバラバラに分解されたり血液に入ったりして、アミノ酸や糖の形で利用されるから、それらの合成能力を保つには、バランスのよい食事、ほどよい運動、早寝早起きに心掛けて新陳代謝を良くすること(p158,159)
・塩の欠乏は命を奪う、日本人の高血圧症の98%以上は、塩は関係ない(p162)
・大事な判断は朝する習慣をつけると、人生そのものが前向きになる、早起きを続けると脳を有効に使う快感に目覚め、時間をムダにしなくなる、それが心の余裕につながる(p172)
・成長ホルモンなどの各種ホルモンは、24時前後によく分泌される、この時間帯に睡眠していると骨や筋肉が丈夫になる(p173)
・手洗いで表面の菌を洗い流しても、手洗いの刺激で毛穴や汗腺にあった菌が表面にでてくるので、数十分洗い続ける必要がある、なので手洗いに意味がない(p177)
・ボケ治療の最先端は、カラオケ、歌詞とメロディー、リズムを合わせて歌おうとすることで情動と脳が活性化する(p189)
・インフルエンザワクチンを作るのは理論上無理、変幻自在なので、お年寄りで急死するひとが多いのは、ほぼワクチンの副作用(低体温化)(p195)
・インフルエンザを予防する方法は、「流行時に人ごみに出ない」それができないのなら「かかって免疫をつける」(p197)
・1976年にロサンゼルスの医者のストライキが17の主要病院であったが、手術件数が60%減少、それにより全体の死亡率が18%低下した、同様にイスラエルでは半減(p200)
・長寿社会を生きるコツ、1)取り残されないのではなく、先取り、2)生き続けるのではなく働き続ける、3)旧交を温める人間関係よりも、社会還元に活用する、4)昔の地位やプライドは忘れる(p215)