・目標を決めるときに、考えるスタンスを決める、スタンスを決めることは、視点を確認すること、視点が定まらないと計画の成功は覚束ない(p4)
・1919年に小倉氏の父は資本金10万円で会社を設立した、当時の日本のトラック登録数 204台のうち、4台を所有していた(p25)
・自分で筋道をつけて考える習慣が企業経営に役立った、経営とは、論理の積み重ね(p35)
・小倉氏が受ける年に、東京高等学校(東高)は、入学試験の方法を全科目口頭試問のみにした(p37)
・当時の東高は7年制、全国に8校しかなく、官立は東高のみ(p38)
・資本主義経済の基盤として、倫理が重要、しかも倫理は宗教と切り離せないもの、というのがマックス・ウェーバーの講義で印象に残った(p57)
・昭和45年8月7日から、大和運輸は軍の機構に組み入れるとされた後に、終戦となった(p63)
・安全第一、営業第二、というポスターを作ってから、事故が減ったが営業成績は落ちなかった、何が第一で何よりも優先させるかのメッセージが大事(p82)
・戦前の道路事情やトラックの性能を考えれば、100キロ以内を営業域とするのは正しかったが、道路舗装とトラック能力の向上に対して、時代の流れを見誤った。成功体験のある人ほどそれに囚われて失敗するという例(p93)
・デメリットだらけの宅配便にもメリットはあった、主婦は運賃を値切らない、荷物が軽いので女性ドライバー活用可能、日銭が入り財務内容が改善する(p129)
・運輸省に申請しても、業者にあきらめさせ自ら申請を取り下げた形にしていた、免許件数と取り下げ件数の合計が申請件数よりも多いので(p136)
・高速道路は全国約120万キロの一部、1万キロの高速道路よりも、5.4万キロの一般国道を二車線にする方が利便性があるはず(p159)
・成果主義は考え方としては正しいが、測定が難しい。ある時期にあがった成果が、現任者の功績か前任者の種まきか判断しにくい、管理職の人事評価は人柄を基準にすべき(p168)