・全体の大きさが大きく異なると、体重を支える役目をする手足の形・構造が変わってくる。ゾウと犬は約10倍違う、しかし手足の骨の直径は、10倍ではゾウの重さに耐えられず、約30倍となるはず。体重は一次元サイズの3乗に比例するが、体重を支える骨の断面積は2乗に比例、したがって直径は高さの1.5乗に比例するから(p20)
・恒温動物(哺乳類、鳥類)では、熱の発生・酸素消費・摂取のいずれかで示される基礎代謝の単位時間の値(基礎代謝)は、どの動物についても体重の2/3乗に比例する(p24)
・基礎代謝率を体重で割った値(質量あたりの基礎代謝率)によると、小さい動物は、同じ体重あたり非常に大量の植物を取る必要がある(p24)
・哺乳動物の細胞の大きさは、おそらく種によって大きく変わらないだろう、したがってマウスの約10万倍の体重を持つゾウの細胞数は、約10万倍である(p38)
・成長ホルモン、インスリン受容体、インスリン様成長因子が、大きさを調節する因子である(p80)
・完全飢餓状態では、約50日で体重が30%減少し、死ぬ確率が高い、小型哺乳動物では体重あたりの必要な食餌の量が、より大きいので、ずっと早く死ぬことになる(p105)
・肥満になる二大要因は、遺伝子的なものと、食事あるいはカロリーの採りすぎ(p115)
・アメリカでこの30年間でBMI=25の割合が6割にもなったのは、人種構成はあまり変わっていないことを考えると、食事の質と量の変化であろう(p116)