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summary

富の不均衡バブル

富の不均衡バブルの写真

・米国GDPの70%以上を占める消費が、極めて少数の人達の消費に依存している、という不健全な国の形が問題である(p17)

・NYダウが1966年に初めて1000ドルの高値をつけてから、1982.8まで16年にわたって続いた、1000-600ドルの間の動きの間に、それまでの体制が崩壊した。これからの米株価は崩壊が本格的に始まる(p32)

・企業の総人件費は8.9兆ドルでGDPの52.7%であり、1948年以来の最低水準となっている(p38)

・1980年代からはレーガンアジェンダが進行、その結果、大恐慌の暴落前夜と同じ状況が出現している(p40)

・ニューヨークのアパートには、コンドミニアムと「コープ」があり、コープはお金を出しても、コープの理事会がOKしないと入る事ができない、コープの住民は仲間意識を共有する(p44)

・アメリカの中産階級はゆっくり没落しつつある、ボトム80%の消費支出のシェアは、1992年の46.6%から、2012年には39%まで落ち込んでいる、トップ5%が、27→38%に増加したのと対照的(p47)

・ルーラルアメリカとアーバンアメリカを見分ける方法として、アーバンには Whole Foodという、アップスケールで有機食品を販売するスーパーで、民主党有利。クラッカーバレルというホームスタイルレストラン(チキン・ダンブリング)は圧倒的に共和党有利である(p52)

・当選3回あたりまでの共和党議員のほとんどは、当選するときに援助してくれた支持団体に対して「けして増税しない」ことを約束する(p56)

・米国での3回にわたるQEの経済への影響は議論があるが、少なくとも資産価格(株、不動産)の押し上げ効果はあった(p63)

・公開されたFRBの議事録によれば、リーマンショック直前の2008.8においてバーナンキは、「われわれの金融政策は結構うまくいっている」と発言している(p69)

・雇用統計は、非農業雇用者数と失業率が注目されるが、55.7万社のペイロール(給料支払い名簿)と、6万世帯の給与明細をあわせて統計としている。推量が加えられ、事後調整が頻繁かつブレが大きい(p87)

・米国で現在進行中のブルマーケットは、1982年以降の上昇相場が終わる最後の段階である。安値は6000ドルとなっても驚かないレベル(p115)

・ドル円は1971.8のニクソンショックで固定相場と決別した、その40.5年後の2012.2が75-76円の最後の瞬間で円高は終了、2年後には105円となっている。大恐慌安値からの81年目は、2013.7から始まっているので現在進行中の相場がいつ終わっても不思議でない。(p128)

・200年間基軸通貨であった英国ポンドは1864年には1ポンド=12ドルであったが、120年後の1985年には1ドルまで下落した(p152)

・2010年にオバマケア(法律)が成立し、2013.10から実施された。国家が保険運営するのではなく民間の保険会社が行う。被保険者はエクスチェンジという取引所にいって保険を選ぶ。メディケアを全国民に拡張すると民間保険会社が大損害をこうむる、すでに1.7億人は勤務する会社が提供する医療保険でカバーされているので複雑なシステムとなった(p157)

・2010年に法律となった、スーパー・パック法により、個人に対する献金でなければ、金額制限なく政治活動に献金できるようになった(p159)

・日本の株価は、2003.4に最安値(7604円)を記録したが、頂点から160ヶ月であり、162ヶ月の近似値。このときが日本経済の底と言える。最低金利(0.43%)を記録した6月は162ヶ月目である(p165)株式相場からくる最大のデフレ波は、すでに2009年の7000円で終わっている(p168)

・日本の場合、株・金利・為替で、すでにデフレが終わっていることが黄金分割の日柄で説明できる、すると株価は6994円を下回ることはなく、75.53円を超える円高も起こらない(p174)

・日本の場合、圧倒的に有力な日柄は、2030年である。明治維新から162年目、1949年の東証再開から81年、バブル天井から40.5年、2008.10の底値から262ヶ月、2015年から始まるブルマーケットの頂点となる(p176)31年が終わる2021年の翌年2022年であり、それまではゆっくり相場が上がるだろう(p176)

・2015年後半から50年目の上昇期に入る日本の株価は、1.7万円からスタートして、2021-22年には2.8-3.2万円となるのがチャートの語るところ(p180)

・円ドル相場は、2015-16年には125円、そして100円割れの後に、2025年には145か185円になるだろう(p184)

・米国において暴落していた株価がインフレ調整後の1968年株価(108)に並ぶのは、1992年の421である(p218)

・金は、デフレのときに暴騰する。ゴールドの2013.12の安値(1181ドル)は、8年サイクルボトム2008.10の681ドルからの黄金分割62ヶ月目である(p226)

・25年サイクルトップが2022-24年とすると、3000ドルをつけてもおかしくない、その後に25年サイクルのボトムへ向けて暴落する(p226)