・情報の波を乗りこなすことに成功している読書のエキスパートたちは、小学校で学んだ読書法とは違うアプローチをしていて、読むものにあわせて読むスピードを調整している(p53)
・フォトリーディングをマスターするにあたり手放すべきものとして、自分には出来ないというネガティブな思い、結果に一喜一憂、いつも何かにせき立てられている状態、すぐに正しい答えを求める姿勢、失敗から学ばない(p61)
・効果的な学習は、明確な目的を持つことから始まる、これは、読書をした結果、何を得たいかを意識的に決めるということ(p63)
・フォトリーディングは、心身ともにリラックスして、視線をフォトフォーカス(一つの単語に合わせるのではなくページ全体(ページの四隅)をみる)ようにする(p65,103)
・フォトリーディング後に、活性化するために復習作業をする、文書の調査・トリガーワード(20-25個程度)を見つける・質問を作る、の3つの作業を12分でやる(p66,125)
・目的設定時に自分に対する問いかけとして、1)その本を読んだ結果、最終的にどうなることを期待しているか、2)この本は自分にとってどのくらい重要か、3)どの程度詳細なレベルまで理解すべきか、4)どれだけ時間をかけたいか(p76)
・文書を読む理想的な心の状態;集中学習モードを確立する、つまり、イメージした「みかん」を目を閉じて後頭部の上に持っていて心身に訪れる変化(視界が広がる)を感じてから、目を開けて読書に入る(p81)
・文書の4-11%を読めば文書の要点を理解できる、日本語の文章では、漢字だけ拾って読んだだけで意味が取れることもある(p144)
・読後に作るマインドマップの要点:横長の紙の中央に、核となる概念を書く、トリガーワードのみを放射状にのびる線上に書く、イラスト・カラーなどビジュアルを利用(p153)
・何かを思い出そうとするとき、重要な手がかりや、関連情報を再入力して、思い出したいことの文脈をつくり、過去の経験によって敷かれた神経回路をたどっていく。思い出されるのではなく、そのつど、再生成される(p157)
・文書を読むときに、自由にスピードを変えれば良い。重要さ、複雑さ、どの程度その分野に精通しているかにより、そのスピードは決まる、ただしスピードをゼロ(立ち止まって考える)にするのはしない(p161)
・スーパーリーディングは、宇宙から地球を周回して着地地点を探しているスーパーマン、高速リーディングは、カヤックでの川くだり(p164)
・同じトピックの本を何冊も読む「シントピック・リーディング」は、フォトリーディングの進化版であり、半日で数冊読むのが良い(p202)
・読むのが速い人たちは、文字のかたまりを「イメージ」として認識、目から脳へ直接的に情報伝達する。つまり音読(心の中の音読含めて)をしない、頭の中の音読をしなくても理解できるというのは研究の結果わかっている(p233)
・周縁視野を広げるために、瞳孔を開く、照明を少し暗くする、フォトフォーカス状態のように視点を広げて分散させると自然に起きる、暖色系の柔らかい光の場所が良い、更には、フォトフォーカス状態(地平線上の一点を見つめて)で、周囲の風景をパノラマのようにとらえる、人の顔だけを見ながら服装をチェックする、本の余白・行間を意識する(p236,237)