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summary

加工食品には秘密がある

加工食品には秘密があるの写真

・アメリカ人が食べ物に費やす額は過去60年間で激減し、1950年には可処分所得の20.6%だったものが、現在では9.8%になり、合衆国史上、更には他の国と比較しても低い(p23)

・コスト削減の方策として化学処理やその他の新技術を用いた業者が、本物を製造する会社をしのぐ競争力を手にした結果、誠実な売り手は廃業するか、もっと安価な生産手段をやむなく採用するかの択一を迫られた(p46)

・コカコーラは、コカの葉から抽出したコカインに類する物質が含まれていたが、コカインの中毒性への関心が高まるなかで、1902年には含有量がゼロに近くなっていた(p52)

・2003年に、スライスチーズは、殺菌プロセスチーズ食品ではなく、殺菌プリペアド済みチーズ製品に表示が変わったが、その文字はとても小さかったし、味の違いも峻別不可能だった(p66)

・柔らかい餌を食べたラットは、カロリーが等価であっても、体重で6%、腹部脂肪は30%も多くなった(p93)

・1930年代になると、欧州の化学者が、ビタミンの調達源として食品にいっさい頼ることなく、それらの化合物を研究室で合成する方法を見つけ出した(p106)

・この五千年の歴史を持つ主食を作るのに欠かせない素材は、小麦粉・水・塩・イーストの4つ(p132)

・機械内でふくまされたり打ち据えたり、どんな仕打ちにもパン生地が耐え抜くには、生地改良剤が必要。サブウェイのパンには、弾力を保つために5種類の改良剤が含まれる(p134)

・私達の脂肪消費の内訳は、過去75年で変化した、昔より多量(1909年の2倍)に、さらには昔には存在しなかった供給源から摂取している(p160)

・今では油脂の総摂取量の44%が動物、残りの56%が植物由来の油だが、食物そのものではなく、植物から抽出、精製された工業油からおもに摂っている(p162)

・製品中の効果な肉の代わりを、水とともに大豆タンパクが部分的に務めている。野菜タンパク製品の割合は以前は30%が上限であったが、2000年に撤廃された(p191)

・大豆が製造工程を経て、分離大豆たんぱく質などになるころには、食物繊維・ビタミン類は、すべて熱と化学処理によって取り除かれるか破滅する。たんぱく質のほかに残るのは、いくばくかの鉄・カリウム・マンガンなど。市販の豆乳も同じ(p197)

・野菜だけで作られた物質を、鶏肉や牛肉そっくりの味にできるのは、肉の風味を分子レベルで真似ているから。大豆タンパクはそのままでは肉の風味はないが、アミノ酸まで分解していくと力強い風味が現われる。(p218)

・脂肪分や糖分を取り除けば、そのぶん、ゼロカロリーの甘味料・でんぷん・ガム類・味覚調整剤を、栄養的には空っぽの材料に置き換えられることになる。低カロリーだからといって健康的ではない(p239)