・バイヤーにとって重要な2つは、1)お客さんを納得させる「値づけセンス」、2)適切な仕入れ数、を見極める能力である(p22)
・昔ながらの書店、洋品店、自転車店で、なぜ潰れないの?と不思議に思う店があったら、周囲には、学校・病院・警察署・郵便局などの公的機関があるはず(p26)
・アベノミクスの公共工事には、そのカンフル剤の効き目が続くうちに各社がいかに「定期低収入」を整えられるかにアベノミクスの成功の鍵がある(p29)
・高級料亭が1000円ランチを出せるわけは、定期低収入(昼ランチ)+不定期高収入(夜コース)、の組み合わせである。それを始めた理由は、日々の現金収入が欲しかったから(p33、37)
・高収入のものは後日入金だったり分割だったりして資金繰りが不安定になりやすい(p36)
・売れ残りがわかっているドーナツをお客さんが落としてしまったときのお店の損失は「ゼロ円」、これはサンクコストと考えられる(p52)
・定期的に特定の数字の動きをとらえて、記録していくと、現在と未来のつながりが浮かび上がってくる。会計センスを磨くには、まずは自分の財布の中身のチェックから、朝と夜の額を比べて自分の記憶とつき合わせて数字の動きを記録していくこと(p69)
・人間は得をした喜びよりも、損をした悲しみのほうが2倍強く残る。だから損失を回避する行動をとる(p74)
・10万円という高額な出費に対して配当が毎週500円という詐欺事件があったが、これを年利換算すると、年利24%となる、ある数字に引きずられて判断が左右されてしまうことを「アンカリング」という(p83)
・戦ううえで不利な場合は、勝負する土俵自体を変えてしまうのが手っ取り早い、2000円の弁当を、弁当というカテゴリーではなく、駅弁という商品群(1000円以上で売れる)にする。その上で、さらに高価な3000,4000円の駅弁を同時に売る(p91)
・消費税免税(設立2年目までは資本金1000万未満は免除)の注意点は、1株1円にしないといけない、ということ(p105)
・会話の頭に数字を使うことで、注意を喚起するという数字のロジックの活用方法である、例として、理由は2つあります、5分時間をください(p116)
・貸借対照表は、自分の財産を借りた人を「左」に、財産を貸してくれた他人を「右」に書いていた。そのため複式簿記では、左は「借方」、右は「貸方」となるので、借入金が「貸方」となる(p130)
・損益計算書は通信簿のようなもの、社長にとっては経営者の手腕が問われ、社員にとってはボーナスの額に反映、投資家にとっては株価に直結するから(p131)
・キャッシュフロー計算書は、倒産に直結するもの、お金が増えているかどうかを示したもの、この計算書は入試みたいなもので合否という結果が出る、一方貸借対照表はストップウォッチのようなもので、会社の財産を定点でみる。増えていることがポイント(p135,162)
・会計の世界では、この先お金に変わる可能性のあるものはすべて資産、これから払うすべては負債とするというルールになっている(p150)
・損益計算書に書かれている利益は、ビジネスで大切にしなければならない優先順位が隠されている。つまり、お客様、取引先、社員、銀行、国、そして最後に利益が残るということ。売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益、である(p156)
・1年間に年金としてもらえる受給額を300万円とすると、65歳から20年間として総額6000万円、毎月30万円で20年間とすると、現役時代に貯めなければならない額は2000万円程度になる(p177)
・30代半ばで400万円の貯蓄があるのならば、運用に回せるのは、400万から手取り年収を引いた額にとどめるべき(p187)
・増税貧乏にならないためには、各項目の予算を決めて固定費化させること(p215)
・出て行くお金に目を光らせる、ラテマネー(何気なく使ってしまうお金)に注意する。ついつい買うコンビニお茶が本当に必要かを考える(p217)