・福島のメルトダウンで放射性元素を取り込んだ住民には、癌が蔓延するだろう。チェルノブイリ事故で欧州大陸の40%が汚染された。ニューヨークアカデミィによれば、すでに100万人以上の人が直接的な影響で死亡している。これと同じことが日本でも起きている(P4)
・放射性元素が、肺、肝臓、骨やほかの臓器に入ると、長い時間をかけて狭い範囲の細胞を大量の放射線で被爆させる(p6)
・福島県で甲状腺の超音波検査を受けた18歳未満の、29万人のうち、89人が甲状腺がん、42人にその疑いがあると診断された。チェルノブイリでは、事故4年までには診断された例はない。日本の子供たちは、高レベルのヨウ素131に晒されたのはほぼ確実(p10)
・原爆投下後の5年間、何のデータも集めなかったので、極度に影響を受けたグループは調査より前に亡くなっている。こうした研究結果が、原子力監査機関によって「真実」とされて、医学界と原子力産業界の放射線被ばくガイドラインとなっている(p14)
・自衛隊による懸命の対応、状況がさらに悪化する前に原子炉に注水できたこと、4号機の燃料プールに水が奇跡的に残っていたことで、放射性物質の拡散は最小限にとどめられた(p27)
・国土の半分を失い、国民の半分を避難させるリスクを考えると、もっとも安全なエネルギー政策は、原発をなくすことという結論となった(p28)
・4号機は定期検査中でとまっていた、そのほかの5台は運転員が核分裂は止めた。5,6号機は非常用発電機が一基生き延びたため、最悪の事態は回避。1-4号機は崩壊熱を冷却できなかったので、1-3号機のメルトダウンを引き起こした(p32)
・1,2,3号機から放出された、セシウム137の量は、広島原爆の168倍。これは過小評価で、論文では400-500倍というものある、これと同量の放射性物質が、水中に溶け込み、地面と海に流れ込んでいる(p34)
・日本の法律を厳密に適用すると、1平方メートルあたり、4万ベクレル以上汚染された場所は、放射線管理区域に指定しなければならない。しかし、この面積は、1,4万平方キロになり、東北地方と関東地方の広大な地域が対象となるので、その地域には何もしないことを決めた。そして、原発周囲の1000平方キロのみ指定して、そこに住んでいた10万人以上を対象とした。本来の対象者は数百万人(p35)
・4号機使用済燃料プールから、共用燃料プールへの移動は、2013年1月から始めて、2014年11月に終了した(p35)
・ベルラーシにおける脂肪率は、1986年以降劇的に上昇したのちに、出生率は落ち込んだ。ウクライナの平均余命は減少しており、人口は700万人減少した、乳児脂肪率は、20-30%(p79)