・論を展開している本を読む場合のポイント、1)趣旨、2)その根拠、3)論の前提となっている知識・観点・価値観・歴史的背景、4)その論の構造(筆者がどのように多くの知識をつなげているか)(p27)
・考える4つの方法を使いこなす、1)連想する、2)書いて考える、3)立って考える、4)リラックスして考える(p46)
・重要な個所については、自分向けの文章に換えて咀嚼、理解する(p63)
・本を読むことは、その本に書かれていることを鵜呑みにするのではなく、その文章からなんらかの意味や価値をくみ取ること(p81)
・大人になる、とは、認識が変わることの言い換えでもある。一冊読むごとに人は変わっていくものである(p84、85)
・調査なしの読み方は、大きな弱点がある。その本を読んだ時点での自分の世界観と同じレベルの部分しか読んでいないから(p102)
・厚い本にも肝と呼ぶべき文章のまとまりがあるので、そこを探して読めば主張や要点がわかるようになる(p119)
・読書に求めるものは正しさではない、本に書かれていることはいつも仮説であるから、何か新しい考え方の地平を開いてくれるか、といった個人的な感性や価値観をたいせつにすべき(p127)
・独りで本を読むとき、わたしたちの心は開き始める(p143)
・本当は時間が少ないのでない、自分が集中して事柄にあたっていないだけ(p154)
・時間を豊かに使う=集中する方法は、1)妄想・煩悩を棄てる、2)考えず、思惑を持たず、予想せず、虚心坦懐に物事にあたる、3)外からの雑音を遮断する環境に身を置く、4)後悔に似た反省や自己採点をしない(p157)
・真のモチベーションは、自己の内側から、ふつふつと湧いてくる(p169)
・才能を身につける条件、1)自分が求めることの一点において怖れない、2)ずっとその一点について関わりを続ける(p181)
・素朴で粗野な情報を一般的なニーズに合わせて加工したものが知識と呼ばれる、知恵は知識の組み合わせから生まれることもあるし、経験と知識をベースにした発想の飛躍から生まれることもある(p194)
・外国語を学ぶ場合、まずは自分が母国語に習熟していなければならない。本当に外国語を学ぶ必要にせまられているかどうかという度合いがキーポイントとなる(p215)
・ほんの少しでいいから、ラテン語をかじっておく方がいい。西洋系の多くの外国語のスペルはラテン語から派生している(p216)