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summary

決定版 FinTech 金融革命の全貌

決定版 FinTech 金融革命の全貌の写真

・既存の金融機関が提供する金融サービスに対しての不満も加わり、スタートアップ企業(新しい金融サービスを提供する企業)に同様のサービスがあるのであれば、銀行に行かなくてもいいのでは、という心理が生まれた(p20)

・ビットコインに代表される「仮想通貨」は、決済にも送金にも使える、いわば通貨の役割を果たすことに加えて、同時に投資対象にもなっている。誰の手も介さずに価値の移動を実現するので、仕組みそのものが新たな金融インフラを作り出している(p47)

・クラウドファンディングには、投資の対価の受取り方によって、寄付型・購入型・投資型、と呼ばれる3種類のパターンがある。投入型を、ソーシャルレンディング、という(p50)

・既存の仕組みによる評価で信用力が低くなる層には、金融機関が使わなかったデータを加味して与信判断をする。こればフィンテックの大きな成果である(p58)

・1975年のパソコン、1993年のインターネット、それに続くイノベーションが、2014年のビットコインである(p103)

・ビットコインと他の通貨の最大の違いは、発行主体と管理者が存在しないこと。電子マネーは発行体がある。発行主体がいないという意味では、金(ゴールド)に似ている。(p114)

・ビットコインが始まった時から現在までの連続した取引データを「ブロックチェーン」と呼ぶ、この繋がりは唯一無二のもので、ビットコインネットワークに参加する人は、このつながりをインストールして共有する、正直者が得をするという仕組みである(p117、124)

・ビットコインは元々2100万ビットコインが総量の上限とプログラミングされていて、現在のペースで行けば、2100年くらいで新規発行がなくなる(p121)

・ブロックチェーン、P2Pネットワーク、マイニング(承認作業)の3要素で、システムダウンやハッキングを免れて稼働している(p125)

・ビットコインは新たなブロックを生成するサイクルが「10分」であり、これば決済手段として行詰っている理由である(p131)

・価格変動の大きさが魅力の一つとなり「投資対象」として支持される一方で、決済手段としてみた場合には、その価格変動がネックとなる。両立は難しい(p132)
・自動運転で、自動車が完全にデジタル化されて自動で動くようになったとき、自動車を所有するという前提が崩れるかもしれない。(p143)

・人工知能が貢献してこなかったのは、データ不足にあった。人工知能が威力を発揮するのは、膨大なデータを使って自ら学習し、人間の頭脳を凌駕するシーンにおいてである(p149)

・都市部では、個人や中小企業に金融機関が直接提供していたサービスの間にフィンテック企業が入り、金融機関が前に出られなくなるが、地方では、地域金融機関と中小企業の経営者が強いきずなで繋がっているので、フィンテック企業が入り込むのは難しい(p200)

・2015年11月1日、グーグル・アップル・アマゾン・Intuit(Mintという家計簿アプリを買収した会社)、Paypalの5社が連合体を作ることを発表した。(p204)

・アマゾンレンディングの場合は、与信診断も早く、使い勝手のいいお金をミドルレベルの利率で借りるニーズに対応している(p205)