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いますぐ金を買いなさい 金価格は6倍になる

いますぐ金を買いなさい 金価格は6倍になるの写真

・ニューヨークのモルガン商会は、ドイツやオーストリア(金本位制を廃棄)には全く融資しなかったが、金本位制を維持したイギリスに対しては巨額の融資をした。この融資のおかげで1917年にアメリカ参戦まで持ちこたえられた(p11)

・ケインズの案(通貨制度の中で金に重要な役割を与える)は退けられて、アメリカが唱えた、ドル・金本位制が勝利して、1944-1971年まで続いた(p12)

・アメリカとユーロ圏・中国が、M1(現金+要求払い預金)をマネーサプライとして、裏付けの金を40%とする金本位制で合意したとすると、金のインプライド価格(同党の条件を織り込んだモデルによって算出された価格)は、1オンス約1万ドルとなる。M2(M1+定期性預金)、100%とした場合は5万ドルとなる(p14)

・インフレは、富める者から貧しい者に、貯蓄者から債務者に、市民から政府に富を移転する。(p18)

・1925年に自国通貨を金に対して切り下げたフランスの利益は、イギリスを犠牲に、1931年のイギリスの利益はアメリカを犠牲にして、1933年のアメリカの利益は、イギリスとフランスを犠牲にして得たもの(p19)

・金本位制が機能するには、1925年のイギリスや今日の世界のように、金が過小評価されてはならない。金が過小評価されると、中央銀行の通貨が過大評価されて、その結果はデフレとなる(p21)

・FRBのバランスシートでは、金は約110億ドルとしか計上されていない(金証券は1971年に42.2222ドルで時価評価されたのが最後=8000トン強)ので、評価益は3000億ドルとなる。これを考慮にいれるとFRBは支払い不能にならない(p39、40)

・アメリカ政府は1980年以降、公式の金の売却は殆ど行っていない(p39)

・ユーロ圏では、2013年にキプロスで、2015年にギリシアで銀行閉鎖となったので、この保険として実物の金をもっておくべき(p58)

・諸国の影の金本位制を評価する最善の方法は、金の対GDP比を使うこと。アメリカの場合は約1.7%、ロシアは約2.7%、中国は公式の金準備高は2015年7月現在、1658トンであるが、鉱山生産量や輸入統計などから、実際のストックは4000トンに近いことがわかっている(p72)

・マイナス実質金利の世界では、金に投資することで実際にプラスのリターンを得ることができる。(p104)

・2014年から2015年にかけてギリシア、ウクライナ、シリアの金融危機、中国の株式市場の暴落にもかかわらず、金のドル価格が下落したために金投資家は狼狽した、金の価格はなぜ上昇しなかったか?ではなく、適切な問いは、金の価格はなぜもっと下落しなかったかである。石油のドル価格は同時期に70%以上下落したが、金は殆ど下がらなかった(p110)

・インフレのときもデフレのときもパフォーマンスが良い数少ない資産クラスのひとつである「金」は、最良の保険である(p113)

・金に割り当てるのは、あなたの流動資産の10%までにすべき(p118)

・2013年12月、オバマ大統領は、イランをペルシア湾岸地域の覇権国と事実上認定して、イランが原子炉と濃縮プログラムを保持することを容認した。それはイランを主要地域大国と認めたことに等しい、これをサウジアラビアは裏切りと見做した(p160)

・ロシアがイランの石油を買うことに同意した、ロシアは世界有数の石油輸出国であるが、ロシアが買うことで中国やほかの国々に輸出できる(p163)

・中国は最近、スイスと通貨スワップ協定を結んだので、人民元と引きかえに、スイスフランを入手できる。イランはロシアに石油を売り、ロシアはその石油を中国に売る。中国はロシアにスイスフランで支払うことができ、ロシアははBRICS銀行を通じてスイスフランをイランへ送金できる。この連鎖においてかけているのは「ドル」である(p165)

・現在、1933年に金の所有が違法とされるのと同じプロセスが進行している。人々は紙幣の代用となるデジタル通貨を、そのほうが便利だと思って受け入れつつある。政府がデジタル資産を接収しはじめるのは、紙幣が完全に流通しなくなったころ。そのときには現金に換える手立てはなくなっている(p183)

・非上場の金保管会社を使うことがよい、銀行は厳しい規制を受けているので、国家が簡単に接収できる(p194)

・テキサス州は、銀行システムの外側に、州の地金保管所を建設している。テキサスは州の主権と合衆国憲法修正第10条を根拠に、連邦政府の金接収の動きに抵抗するだろう(p197)