何で見たのか忘れてしまいましたが、そのコピーを見た瞬間に読んでみたくなった小説で、その日のうちに購入して、この1週間の通勤と週末を利用して読み終えました。
ある街の地下一階にある喫茶店のある座席には、条件がかなえば、望んだ通りの時間に移動ができる、タイムマシンのような仕掛けがあります。全部で4つのお話があり、最初の3つが過去へ、最後の1つが未来へ移動したときのお話です。
個人的に一番感情移入できたのは、第一話の恋人の話で、結婚を考えていた彼氏と別れた女の話でした。私も社会人になる前の話ですが、似たような経験をした覚えがありましたので。でも、あの時に飲み込んだ言葉を発していても、結末が変わらなったかな、と思いながら読みました。過去に戻れたとしても、私は多分、同じ通りの行動をしたと思いますので、この本の中に出てくる、時間移動をしても「過去に起こったことを変えることはできない」というルールは私にとっては理に適っているなと思いました。
小説を読むのは、テレビドラマを見るよりも、自分で場面やキャストを設定できるので楽しいですね。GW前、散った桜が地面をピンク色に彩る、私が好きな時期に楽しめた極上読書週間でした!