・今しかできないことにお金を使う、これがこの本で伝えたいことの核である(p19)自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことだ(p20)人生の充実度を高めるのは、その時々に相応しい経験である。時間と金という限りある資源を、いつ、何に使うか、この重要な決断を下すことで、私たちは豊かな人生を送ることができる(p21)明確な目的と意図を持って人生について考えることが大事、明確な将来の計画をもち、同時に今を楽しむことも忘れない(p37)
・仕事で得た金は、それを稼ぐために費やしたライフエネルギーの量を表している、給料の額は関係ない。1時間働いて稼いだ8ドルであれ、20ドルであれ、それを使うことは、1時間分のライフエネルギーを使ったことになる(p29)
・経験の価値を信じること、何かを経験するのに必ずしも金はいらない。無料でできることもたくさんある、だが価値ある経験にはある程度の費用はつきものである。それは使う価値のある金である(p32)
・人生は経験の合計である、あなたが誰であるかは、毎日・毎週・毎月・毎年・さらには一生に一度の経験の合計によって決まる。(p44)人生の最後に残るのは思い出である(p46)元の経験から副次的に生まれる経験(=旅行したことを回想する、一緒に旅行した人とか思い出にふけるなど)は、まさに記憶の配当である(p55)
・年齢とともに高くなる医療費を含めた支出額は、高齢になるほどお金を使わなくなる、これはあまり知られていない。(p88)
・老後の支出ルールで一般的に言われるのは「4%ルール」退職時に貯蓄から毎年4%使い続けるというもの(p101)
・明確な意図があるなら、相続させたい金と、偶然相続させることになる金を混ぜ合わせるべきでない(p122)財産から最大の価値を引き出すピークの年齢は、筆者が人間の生理学、精神的な発達を調べた限りにおいては「26−35歳」である(p126)
・金を稼ぐこと、大切な人との経験、をトレードオフの関係として定量的に捉え、自分の時間を最適化すること(p132)
・旅行を躊躇する理由として、60歳未満は、時間と金、75歳以上は、健康上の問題と答える人が多い(p158)人生を最大限に充実させるための3大要素、金・健康・時間のバランスについて、全て同時に潤沢に入ることは滅多にない(p173)
・金ではなく、健康と時間を重視すること、それが人生の満足度を上げるコツである(p175)
・体重が1キロ増えると、膝には4キロの負担が余分にかかる、5キロの太り過ぎは膝に20キロの余分な負担をかけることになる、時間の経過とともに膝の軟骨がすり減り、痛みを感じるようになる(p179)
・時間を作るために金を払う人は、収入に関係なく、人生の満足度を高めることがわかっている、これは、金で時間を買うメリットを享受するために、金持ちである必要はないということ(p184)
・人は生涯を通じて何度も小さな死を経験する、つまり、次々とステージが移行していく。(p189)ティーンエイジャーの自分、大学生の自分、幼子の親である自分など、どの自分もいつかは終わりの時を迎える(p190)ある段階でしかできない経験を先延ばしできるのは、その段階が終わるまでに限られる(p191)
・最大の後悔は「勇気を出して、もっと自分らしく忠実に生きればよかった」であった、男性においては「働きすぎなかったらよかった」(p194)
・老後にいくら資産を用意すればよいか、「毎年の生活費x残りの年数」の70%(p221)
・資産のピークは45−60歳である、これが意味することは、一般に推奨されてきたものよりも、はるかに早い段階から資産を取り崩し始めるべきということ(p228)
・退職したり勤務時間を減らしたりする前に「自由時間が増えたときに、自分はいったい何がしたいのか」をよく考えておこう(p239)
2023年11月5日読了