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有事の金。そして世界は大恐慌へ

有事の金。そして世界は大恐慌への写真

・政府の命令で金の販売と買取を停止させられるのが怖い、それは2年後の2024年より前に起きるだろう。これは、預金封鎖と新札切り替えよりも早く実施されるだろう、今年3月25日にロシア政府が金を国内でのルーブル通貨での固定価格(グラム5000ルーブル)で買い始めたからである、それで大きく金本位制への道が始まった(p14)日経新聞の記事によれば、6月30日までの購入価格はグラム5000ルーブルであり、金の安定した供給を確保し、金鉱産業が円滑に機能することにつながる水準である(p16)4月29日にはルーブルで金を固定相場で買うことを決めた(p223)

・金グラム1万円となるのは、NY市場で1オンス=2500ドルまで上がった時である、この理由はロシア政府がルーブル通貨で、原油と天然ガスを売るという政策を決めたから。そしてルーブルを固定価格で金を買うことで、ある種の金本位制に世界がなっていくから。これは2023年末だろう、この時はウクライナ戦争の泥沼状態は、第三次世界大戦の始まりを見せ始める、手持ちの金の半分を、グラム15000とか2万円で売ることを考えて良い(p18)世界が大恐慌に突入するのは2024年10月くらいだろう(p108)

・今は1ドル120円台だが、ドルの暴落が起きて一桁落ちて10分の1となる時代が来る、それがドル体制の終わりで1ドル=12円となる、所がこの時に日本政府の大きな決断がある、円を10倍に切り上げて、1ドル=1.2円となる。(p22)

・2年後の新札切り替えの時に、今の一万円は、1000円となる。このゼロを一個取ることが、リデノミネーションである。これによりタンス預金(例えば10億円)は新札切り替えで使えなくなる、預金口座の引き出し制限(クランプダウン)が行われる、月給40万円のサラリーマンは月給が4万円となる(p26)

・ペリーがやってきた幕末から為替は「メキシコ1ドル金貨(スペイン帝国の金貨)」が小判1両であった、当時のアメリカはイギリス帝国とスペイン帝国の財力に頭が上がらなかった、その時の1両には金は20グラムしか入っていなかったが、日本では金貨1枚=銀貨5枚に対して、西洋では銀貨15枚であった。外国商人はその小判を溶かして取り出した金を本国で交換すれば3倍の銀貨が手に入った(p41)

・明治、大正時代は1ドル=1円であったが、昭和に入って日本のインフレが激しくなって1ドル=6円となった、金解禁により日本の金が流出したので。高橋是清のデフレ解決のために円安政策をとって外国輸出を増大させて1ドル=12円となった、昭和恐慌は収まった。このまま太平洋戦争へ突入、敗戦後もこのレベルであった。(p44)

・やがて襲いかかってくるインフレに向かって、1万円札よりも高額紙幣を発行しようというのは愚の骨頂である、逆の方向に向かうべきである、ドル体制の崩壊に立ち向かって、円の力を10倍にするリデノミネーションが行われる(p45)

・ウクライナでは「フル・モービライゼーション」をすぐに行った、18歳から60歳までの男は総動員令で国外に脱出・避難できなくした、3月18日には完全徴兵令にして「ドラフトレター=赤紙」が男達に配達された、これで100万人の民兵を作るという。(p82)

・ロシアの外貨準備76兆円の地、半分の38兆円は差し押さえたが、残りの40兆円程度は奪われなかった、内訳は金2300トン(17兆円)、中国元・その他で40兆円(p115)

・ロシアの国連人権理事会の資格停止決議案に対して、国連総会でG20カ国は、11カ国が賛成、反対は中国とロシア、そしてインド、インドネシア、サウジアラビアなどが棄権した。賛成93カ国に対して、反対+棄権が82カ国、欠席が18カ国、国連加盟国は193カ国である(p125)

・初期のブレトン・ウッズ時代(1944-1971)が、ゴールドとドルの結合、ブレトン・ウッズ2時代は、それ以降から現在までで、インサイドマネー=米ドルが裏付けられたとすれば、ブレトン・ウッズ3時代は、アウトサイドマネー(マネー以外のゴールドやコモディティ)に裏付けられる時代になると、ポズサー(元NY連邦銀行、米財務省勤務)は述べ、現在の通貨体制の終焉を、先進7カ国がロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシア外貨準備を凍結した日(2月26日)と位置付けている(p137)

・ヨーロッパ諸国は、今アメリカ産のバカ高い(スポット60ドル/100万BTU、ロシア産パイプライン:6ドル)天然ガスを買わされている、ロシアからの輸入を無理矢理対露制裁で止められたから、いずれアメリカのこの策略に気づくヨーロッパ諸国は怒り出すだろう(p152)

・アメリカはロシアをSWIFTの決済システムから追放したことで、自らドル支配体制を壊したとも言える。これにより世界中の全ての資金の流れをアメリカは監視できていた、その権力を自ら投げ捨てた、だからドルによる支配体制は徐々にどころかあと2年で一気に衰退するだろう(p166)

・令和4年4月21日にあったG20の財務省・中央銀行総裁会議(議長国インドネシア、ワシントンで開催)で、ロシアの財務相と中銀総裁が登場した時、G7メンバーは一斉に抗議の退場をしたが、日本の鈴木財務相と黒田日銀総裁は立ち上がらなかった、他の13カ国の非白人の新興国と共に残った(p172)日本の戦後史で画期的なことである、この時ついに世界史の軸が動いたのである。日本はアジア諸国の一国として、新興国側についた(p175)

・日銀の自己資本は9兆円、540兆円の国債残高があって、それに対して当座預金があるので、国債金利が現在の0.2%から0.3%まで上がったら、日銀はデフォルトする(p203)

・2022年4月から、1部・2部・ジャズダック・マザーズの4市場から、プライム・スタンダード・グロースの3市場へ再編された。プライムでは時価総額100億円、スタンダードでも10億円が義務付けされた、以前は5億円以上で良かった(p233)