・多角経営は裏目に出ると、あっという間に坂を転がり落ちてしまう、気がつくと売り上げが最盛期の半分にまで落ちていた、悪い時には悪いことが重なる(p27)
・会社を救済すべきかの線引きは、地域にとってその会社が必要だる、ことが大きな決定要因である(p32)民事再生とは裁判所に申し立て、銀行や取引先の半数以上の同意を得て、借金を一律カットしてもらう強力な方法である。会社名が世間に公表されるので企業価値が一気に下がり倒産に追い込まれるリスクも高まる。力のない取引先の連鎖倒産を招きかねない、私的再建は、再建プランを極秘に金融機関にだけ持ちかけて、返済猶予・債権カット、金利減免を了解してもらうもの(p33)
・中小企業はほとんどが社長の能力と人柄で成り立っている、会社の価値を決定するものは、社長の力量と言って良い。社長の存在が重要である(p41)
・会社が蘇るのは、人のマインドである、やる気・粘り・負けん気・勇気、そして何くそという気持ちが最後にはものをいう。心の力が会社を再生させる(p105)
・人間には大切なものが3つある、1)命、2)自由、3)財産、この順序に重要である、経営困難になったり、リストラなどにあうと、人は正常に物事を判断できなくなる。3番目の財産を守るために、命を犠牲にしたり、債権者に嘘の報告をして「心の自由」を拘束したりする(p114)
・会社債権の流れは、1)バンドエイド作戦(出血止め)銀行に説明、2)会社の資産査定、次の事業計画・返済計画提出、3)金融機関への説明会、個別に回って説得、4)計画の修正、その後の強行突破(p124)
・再建に必要な計画の中で特に大事なのは、1)資金繰り表、2)事業計画書である。(p129)
・数字で大事なのは、営業利益、金利を差し引いた後の経常利益や、税引き後の投棄利益ではないので、気をつけるべき(p138)
・日本経済を担っているのは、企業数の99,7%を占める381万社の中小企業、そこに就労する労働者3300万人=70%である(p184)