・日本は世界で一番移動制限が遅れたのに死亡率が低い、早く自粛申請を出しても結果はあまり変わらない可能性がある。これよりアジア・オセアニア地域というのは、おそらく何らかの免疫機能で守られているのだろう(p22)このエリアでは新型コロナが流行る前に似たタイプのコロナウィルスが流行っていてその免疫が新型コロナにも効いているという「交差免疫説」がある(p24)
・日本人は毎年120-130万人亡くなっていて、月別にすると一番多いのが1月で14万人、一番少ないのが10万人。つまり冬になると死者が4万人増える、毎日数十人亡くなったとしてもこの4万人増加の範囲に収まる可能性が高い(p26)(p77)
・日本の医療には機動性が欠ける、一般病床を感染の増減に応じて柔軟にICU(集中治療室)やHCU(高度治療室)に転換するのが「縦の機動性」、他科や他施設の医師・看護師をコロナ病棟に派遣したり、医療がまだ余裕のある他地域に患者を移送するのが「横の機動性」欧米の国々ではこうしたことを柔軟にやっている。日本の医療機関は民間が8割なので、政府・厚労省の指揮命令系統が及びにくい(p32)コロナ用として全病床の数パーセーンとしか使っていないので、一部の医療従業者に負担が集中するのは当たり前(p38)
・健康を害する1番の要因は、タバコでも酒でも肥満でもなくて、孤独や孤立感、社会から隔絶されることが一番健康を害するというデータが出ている、コロナ禍で人間はそこに向かおうとしている(p51)
・体力の衰えた高齢者に、肺機能が低下したからと行って人工呼吸管理をしたり、ECMO(対外式膜型人工肺)をつけたことは、これまでになかった。それをみて「サイトカインストーム」「血栓症だ」と言っていますが、それはコロナの特徴じゃなくて、亡くなりそうな高齢者の特徴である(p70)
・ウィルス感染をゼロにする方針のままだと、毎年新型ウィルスがやってきて、こんな騒ぎを繰り返すことになる。いつか完全に防げないとわかるが、わかるまで時間がかかればかかるほど被害が大きくなる。それにいち早く気づいたスウェーデンと差がつく一方である。早く気づいて欲しい(p87)
・開業医の2週間停止というのは、一般労働者がコロナになったから2週間家で寝て起きなさいと言うのと全く違う。かかりつけにしている患者さんを放棄することにある、停止命令を下されることは、死刑宣告である。これが起きるのはコロナが2類相当だから(p98)このためにコロナ陽性の人は重症化リスクの高い人も低い人も関係なく、コロナ病床や療養施設に入れられてしまう、そして病院が逼迫する(p101)
・2019年に日本では約137万人死んでいる、これは1日当たり3750人、全体の1日の死亡者数と同じくらいの人が昨年1年かけてコロナで亡くなっている(p105)この事実を報道して欲しい、これを伝えないので恐怖が増幅される。それに日本のコロナ死亡者数は欧米の数十分の一程度であることも(p106)
・ステイホームではなく「ステイホームタウン」と言うべき、ホームタウン(町内)の公園とか河原とか感染リスクの低い場所を歩いて、むしろこの時期は健康増進をすることが大事である。散歩で感染することは普通はなく、むしろ歩くことで自然免疫が高まるので感染予防となる(p111)
・感染した看護師や医者は表彰すべき、軍隊で言ったら出征して生きて帰ってきたと言うこと「おめでとう、免疫があるんだから検査センターやコロナ病棟で働いてね」そういう風にいえる文化に変えて、感染者を有効活用しなければいけない、風評被害や差別を産んだら、人材がもったいない(p129)
・肺炎がひどくなって血中酸素濃度が下がっている、このままだと今日にも亡くなりますが「挿管」して良いか、と言うことに同意することは、気管切開にも人工呼吸器にも同意することになる、そして9ヶ月長生きしたケースがある(p149)
・有効率95%と言うのは、かかっていない人のことを全く計算に入れていない、偽物のワクチンを打った1万人のうち100人がコロナに感染したのに対して、本物のワクチンを打ったら1万人のうち5人に減ったというのが、有効率95%の意味である。ワクチンを打たなくても9900にんはコロナにかかっていないので殆どの人を無視している。ワクチンの有効率は感染率の低い感染症ではあまり意味を持たない。PCRで確認できなかった感染疑い例を含めて計算し直すと、ワクチン有効率は19%となる(p215)
・なぜ新型コロナウィルスは免疫獲得の立ち上がりが遅いのか、それは抗体を作るまでもなく、マクロファージやキラーT細胞と行った、自然免疫や細胞性免疫の段階でウイルスを処理できているから、この段階でウィルスを撃退できれば無症状や風邪程度で終わるが、それをすり抜けて全身に及びサイトカインストームが起こって、重症化や死に至る人がいる(p228)
・コロナによる死亡は、人口あたりで見ると、0-29歳:1668万人に一人、30-59歳:35万人、60歳代:5.3万人、70歳代:2万人、80歳代:5460人に一人である(p230)必要以上にコロナを恐れている国民に対して、年齢階級別死亡者数のデータを示すこと、そしてハイリスクグループの死亡者数を覗くとさらに大幅に死亡率がさがり、ローリスクグループにとって新型コロナは風邪と大きく変わらないウィルスであることを広く知らしめることが重要である(p235)
・人口密度が低く、たくさんの人と接する確率が低いところでは、次がなかなか続かないので地方では感染拡大がすぐに終わってしまう。日本のコロナは繁華街で若い人たちがキャッチボールをしながら細々と生き延びている、寒くなると感染力が上がって方々に散らばっていく、そんな形で2−3年続くと考えている(p253)
・予防接種法の附帯決議「新型コロナウィルスワクチンを接種しない者に対して、差別・いじめ・職場や学校等における不利益取扱い等は決して許されるものではないことを広報などにより周知徹底するなど必要な対応を行うこと」とある(p310)