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探究の達人 子どもが夢中になって学ぶ!「探究心」の育て方

探究の達人 子どもが夢中になって学ぶ!「探究心」の育て方の写真

・新しい教育は「探究学習」と呼ばれ、学習指導要領の改訂とともに、高校では「総合的な探究の時間」として2022年度から本格的に始まり、小学校でも「総合的な学習の時間」で取り入れられている。児童・生徒自身が課題を見つけ出し、自ら問いを立てて、解決策を発見する学習活動を重視する教育法である。今までの正解を求める受験教育とは真逆のアプローチなので、学校においては何をどう始めたらいいのか戸惑っている教員も多い(p3)

・ビジネスは経験ある大人しかできないという常識は時代遅れ、今はYouTube, Zoom, Google Workspaceを始めとした無料で使えるデジタルツールや、クラウドファンディングを使えば、子供のお小遣いの範囲でもビジネスを立ち上げられるようになった(p4)

・唯一分かっていることは、今は人類史すら変えてしまいかねない大きな変化が起こり得る時代である、そして、これから先の予測不可能な時代を子供達は生き抜いていかなくてはならないということ(p22)これが Society 5.0である(p23)

・A I時代に生き残る仕事は、感性や発想力、創造力、人の心を感動させる力を活かした人間にしかできない仕事です、今後はA IやVR などのテクノロジーを使いこなして自ら社会を作る人になるか、テクノロジーの変化に振り回され、言われたことだけをこなしていく人になるのかの二極化が一層進んでいく(p25)

・文部科学省が求める人材として、1)技術革新や価値創造の源となる飛躍知を発見・創造する人材、2)技術確認と社会課題をつなげ、プラットフォームを創造する人材、3)さまざまな分野においてAIやデータの力を最大限活用し展開できる人材、をあげている。共通するのは「ゼロから1を作り出す力」を持っている人。与えられた課題に取り組むのではなく、解決すべき問題を自ら発見し、解決するための課題を設定し、テクノロジーを活用しながら、解決につながる新たな価値を創造できるということ(p28)

・新しい大学入学共通テストは、2020年度の大学入試改革で名称が変わり、出題傾向も変わった。マークシート方式は変わらないが、出題される問題は「問題解決のプロセスを選択しながら解答する」「複数の資料から情報を組み合わせて判断する「日常生活と結びつけて思考する」といった、思考力・読解力・判断力・想像力が求められる内容になっている(p37)

・ゆとり教育は2002年から2011年にかけて行われた、膨大な寮の知識を詰め込む教育と加熱する大学受験戦争の見直しであった(p41)ゆとり教育導入後にPISA調査による日本のランキングが下り、2008年には見直す方向へとなった(p43)ゆとり教育が目指したのは、自ら学び考える力・生きる力・豊かな人間性は、「探究」という新たな視点を盛り込んだ現在の教育改革でも発展型として引き継がれている(p43)

・学びの方法は今までの学習と異なるが、1番の相違は、やらされ感がない、アウトプット主体の学習である点である(p58)

・探究学習により未来に繋がる4つの力がついてくる、1)プレゼンテーション力、2)とにかくやってみる行動力、3)困難や失敗から学ぶ力、4)ゼロから1を作り出す力(p72)

・探究学習における教師の役割4つ、1)インストラクター、2)ファシリテーター(引き出す:否定したり指示するのではなく、引き出す)、3)ジェネレーター(一緒に参加する)、4)メンター(背中を押す)(p130)

・やる気を引き出すフィードバックのコツとして、1)ポジティブフィードバックを多めに。褒める→改善点を伝える→褒める、2)考えさせる、3)否定でなく、自分ならこう考えると伝える(p206)

・2019年から始まった「GIGAスクール構想」では、全国の小中学校の児童生徒全員に自分専用のデジタル端末を持たせた、これまでの紙と鉛筆から、デジタル端末に変わりつつある。AIが教育現場で使われ始めている。新しい学校教育に注目して、子供と一緒に教育のアップデートを楽しむべき(p211)

2023年3月10日読了