・何よりも脳に影響を及ぼすのは、遺伝子要因を除けば「生活習慣」である、急に何かを食べたり飲んだりしたからと言って、すぐ元に戻るものではない(p24)
・MRIno登場により、放射性同位体の注射や動脈血採血も不要になり、単に装置の上で横になるだけで脳画像を撮影でき、血液量の測定ができるようになった。これにより、認知症を発症する何年も前から兆候が掴めるようになった。(p30)
・高学歴の人が認知症にかかりにくいと言われる理由として、1)人脈が豊かで日常的に脳を使っている、2)知識が多い分、社会への関心が高く、好奇心が育ちやすい、3)健康に関心が高い人が多く、お金も時間もかけやすい(p33)
・長期記憶には、1)一般知識のような「意味記憶」、2)日常の出来事、子供時代の思い出などの「エピソード記憶」、3)スポーツ、ダンス、楽器演奏など身体で覚えた「手続記憶」に分けられる(p37)
・脳の海馬の萎縮を防ぐには、あるいは体積を増やして健康な状態を保つには、日常の運動・食事・睡眠・コミュニケーションなど、様々な方法がある。さらに重要なのは、エピソード記憶を増やすこと、つまり普段から色々な経験をして脳をよく使うことである(p42)若い頃に聴いた音楽を聞き直す、本や映画をもう一度見る、アルバムを開くのも良い(p43)
・時間的余裕があるなら、自分史、のようなものを書いてみるとよい(p45)
・健康にいい運動をするコツは、比較的軽めに、その代わり継続的に行うこと、晴天の日だけ、少し息が弾むくらいの早歩きで散歩するたけでも良い(p58)食後にお腹が落ち着いたら、軽く運動するのが良い、血糖値を下げる=糖尿病のリスクを下げる効果がある(p69)
・1日の睡眠時間は、6時間程度、昼寝はごく軽く、15分くらいに留めるべき、夕方4時以降の昼寝は避けるべき(p80)
・主観的幸福度は、どんな趣味を持ち、どんな人に囲まれているか、どれだけ「楽しい」と感じているか(p113)
・定年顔、何ができるかを考える、目標のようなものが定まれば、そこから逆算して、今、何をすればいいかが見えてくるし、それが日々のモチベーションにもなる(p128)
・共通する趣味の話であれば、お互いに情報を持ち寄ることで好奇心が刺激される(p147)
・趣味でおすすめするとすれば、能動的なものが良い、自らの手足を動かし、できるだけ発信すること(p156)
・大人の勝手気ままな趣味として楽しめるのは、子供の頃のピアノは、先生の指示に従って仕方なく弾くだけだが、大人では好きな曲を自由に選べる(p161)趣味は脳を忙しくさせるという意味でも、大事である(p199)